Minoruブログ

認知行動療法(ACT)×執筆(小説)×映画×読書

運命にもてあそばれるか、運命に立ち向かうか?『夜と霧』

現代では考えられない過酷な環境、強制収容所

全ての物を取り上げられ、いつ死ぬかも分からない状況。

その中でも自暴自棄になる人もいれば、苦しい状況でも内面と向き合い生きることの意味を見出す人もいる。

 

後者が少数であることは想像できるが、

その差は何なのだろうか?

 

本書に答えはない。

だが考える機会を与えてくれる。

運命や状況に翻弄される日々を歩むか、自分の価値を深めるか。

どんな状況でも自分の態度は決められる。

だが、それを実際に実行できるか、どのように行うかは残酷までに自分に突き付けられる。

久しぶりにじっくり読みこんだ。

 

基本を学びなおそう。『Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術』

仕事を早く終わらせるには学びの時間が必要だ。

PCを使わない仕事はほとんどないだろう。

ある程度の経験年数を経ると管理業務などもでるだろう。

 

自分がそうだったので基本を学びなおすことにした。

Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術

 

 

冒頭の基本原則を読むだけでも初心者は参考になる。

全部読み込む必要はなく、パラパラとめくって「エクセルでこんなことができるんだな」と概要をつかむだけでもいい。

エクセルを使っていて、同じような場面になったときに「たしかこの作業って楽にする方法があるよな」って感じることができればググればいい。

 

余談だが、YouTubeでもワード・エクセルのショートカットキーを解説してくれる人がいて通勤のときに聴いている。

今は無料でも有料級の学習ができる。

 

学び続けようとする人と現状維持で満足する人との違いはこれからも多くなるだろう。

 

自分は自分、他人に振り回されないようにするには?

他人に振り回されないようにするにはどうすればいいか?

 

まず行うべきは「自分のルールをつくること」だ。

自分の基準を明確にすれば迷わなくていい。

例えば誰かに何かを頼まれたりしたときに返答に迷っていると「もう一押しすれば頼めそうだ」と相手に思われてしまう。

即レスすれば態度の強さを示すことができる。

 

あとは他人に嫌われるデメリットを定量化することだ。

嫌われたらどうなるのか?その先はどうなるのか?

考えてみると嫌われてもどうにもならないことが多いことに気づくだろう。

 

前にも読んだが、この本を読んで復習するとしよう。

 

 

没頭することが成功と幸せにつながる『やりきる力 堀江貴文』

堀江さんの本はあまり読んだことがない。

 

書店で偶然手に取って面白そうだったので購入。

本書のポイントは以下の3つ。

①やりたいことを「やりきる」ことが大切。

・やりたいことをやる大事さはよく言われているが、徹底的にやっている人は少ない

・どんな環境でもできることはある。

 

②どんな才能も没頭しなければ結果はでない。

・継続してやるためには没頭できるかどうかにかかっている

・ゲームに依存する感覚で前向きに物事に依存しよう

 

③孤独や弱さを向き合おう

・没頭すると周りの人間関係も変わり、変人だと言われるかもしれない

・不安や恐怖、孤独の感覚から逃げずにとことん向き合おう

 

堀江さんがこんなに色んなことをしているとは思わなかった。

少し横暴なイメージが強かったが、印象が変わった。

自分も没頭できるようにしよう。

 

 

価値を与えられるかどうかが成功の鍵『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 』

色んな所で紹介されている有名なアダム・グラント著の『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代

 

本書で自分が得た重要なポイントは以下の3つ

①なぜ与えることが成功につながるのか?

・付加価値を生むことができる。

・短期的には損をするかもしれないが、信用・信頼を生み昇進や仕事の依頼など長期的な利益を得ることができる。

・組織の中で安心を生み、コミュニケーションの活発化を図ることができる。

 

②自分が擦り減らない与え方

・自分が有意義だと感じられることを提供すること

・費やす時間は年間100時間を越えないようにすること

・親切はまとまってすること

 

③なめられ、食い物にされない与え方

・だまされたりした場合は「寛大なしっぺ返し」許すとやりかえすを交互に繰り返す

・押しに弱く、断れなかったりできなくなった場合は「大事な人の代わりにやっている」か「これをやったら大事な物や人を失うリスク」を考える。代理人だと考える

・人の感情ではなく人の思考に着目する

 

読む価値はとてもあると思う。オススメだ。

 

好きな人生を歩んでいいのだ

「好きなように生きてはいけない」

 

なぜかこの考えに支配されてしまう。

 

ある本では「集団から逸脱する行為は群れから追い出される危険があり、回避する遺伝子が人間にはある」と書いていた。

 

現代では集団から離れたとしても餓死したり、ライオンに襲われる危険性はない。

 

だから「好きなように生きていける」はずなのだ。

 

もう時代は変わっているのだ。

 

好きなように生きていこう。

 

その力は自分たちにはある。

一つのことに注意を向け続ける力がなによりの財産「SINGLE TASK 一点集中術」

YouTubeスマホゲーム、ネットニュース、SNSなど私たちの注意はどんどん奪われている。

 

スマホをいじっている間に1日があっという間に過ぎてしまった経験は誰にでもあるだろう。

 

デボラ・ザック著の『SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』はそんな現代人が奪われた注意力を取り戻す方法を教えてくれる。

 

本書のポイントは以下の3つだ。

①なぜ今シングルタスクが必要なのか?

②シングルタスクの有用性

③何に集中するか?

 

とても読みやすく簡潔に書かれているのでおすすめだ。